導入事例

イスラム寺院のレーザースキャニングに挑むマレーシアのUTM大学

イスラム寺院のレーザースキャニングに挑むマレーシアのUTM大学

case048_01.png2009年、FAROはFARO® Laser Scanner(ファロー・レーザースキャナー)Photon120を発表。マレーシアにあるUTM(Universiti Teknologi Malaysia)大学 幾何情報科学工学学部のZulkepli Bin Majid博士から問い合わせが入ったのは、そのわずか数時間後のことでした。
すぐにUTMはアジア初のPhoton120ユーザーとなり、Sultan Ismailイスラム寺院の3次元測定プロジェクトが開始されました。

UTMはマレーシア南端に位置し、同国内最大の工科大学として、先端工学・知識・技能の高さに定評があります。
創造的な人材と高度な技術革新を持ち合わせた専門家を育成する構想を持ち、革新的で最先端の研究でも高い評価を得ています。

Zulkepli Bin Majid博士はファロー・レーザースキャナーについて、以下のように語ります。
「Photon120は、フェーズシフト技術を使用した、まさに最新最先端の3Dレーザースキャナーでした。市場で入手可能なほかの製品と比べ、多くの利点があったのです。まず、とても高速な性能により、用途の幅が広がりました。そして、私がFARO製品を気に入った最大の理由は、Photonのモジュラー設計にあります。全てのエンドユーザーは、古いユニットでも最新の技術開発に対応できるよう、アップグレードが受けられる継続的な契約によって、安全な投資になると確信しました。」


case048_02.png同年3月、FAROの担当者がUTMを訪問し、まずは前モデルであるPhoton80にカラーオプションを接続し、Sultan Ismailイスラム寺院の内部をスキャンしました。
14カ所のフルカラースキャンから、3Dポイントクラウドの前処理、収集したデータの登録、3D画像に色をオーバーレイまでに要した時間は4時間以内でした。
Pointools View Pro™で生成された色付きのスキャンをマージしたフライスルービデオが提出されたのは翌朝のことです。

同学部Halim Stan博士は次のように評します。
「ファロー・レーザースキャナーは非常に高速でした。完全自動化されたカラーオーバーレイとスキャン登録によって、現場・オフィスなどの場所にかかわらず、全ユーザーの貴重な時間が節約できます。スキャン位置ごとにかかるデータの収集時間と処理時間を合わせても、完了までに費やす時間はわずか10分以内。これは、現在入手可能な製品のなかで、最も速くて便利なカラーオーバーレイに間違いありません。」


case048_03.png今後UTM同学部では、3Dラボで独自のソフトウェアソリューションと自動化アプリケーション開発のため、FAROの無料ソフトウェア開発キットを利用する予定です。

「ファロー・レーザースキャナーPhoton120において、FAROはフェーズシフト・レーザースキャニング技術の基準を改新し、将来の開発に向けた全く新しいプラットフォームを生み出したといえるでしょう。」
FAROのアジア太平洋地域レーザースキャナー事業開発マネージャーChristian Smolinskiは、このように語ります。
「そして、お客様の近くでニーズに耳を傾けることは、常にFAROの哲学となっています。UTM大学からのフィードバックは、将来に向けたシステムやソフトウェアの拡張のための貴重な意見となりました。私たちはこれまでも研究者からのアイデアやニーズから、市場をリードする革新的な商品を発表してきました。これはFAROと研究者たちの間で、長期にわたる相互に有益な関係が構築できた結果であり、今後も最先端の革新的な技術を提供し続けることを意味します。」

※ 本事例は2009年7月22日に作成されたものです。

この事例で使用されている3次元測定器は、FARO社製3Dレーザースキャナーです。

FARO社ホームページで「FARO Laser Scanner」の最新モデルを見る

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